皆様は押し寿司はお好きですか?サバなどの渋いものから、サーモンやアボカドなどの鮮やかなものまで、その種類はたくさん!もちろん美味!
ですが、せっかく美しくピシッと整っているのに、切ったらぐちゃぁ~と崩れてしまう事ってありませんか?
味は変わらずとも、料理は見た目もけっこう大事ですよね。
というわけで今回は、押し寿司を崩さずキレイに切る切り方のコツをご紹介しますね!
押し寿司が崩れてしまうのはなぜ?
はじめに、押し寿司がなぜ切る時に崩れやすいのかをご説明しますね!
考えられる原因は主に3つ。
②包丁がマズい
③作り方がマズい
以上です。
まず①の切り方の問題ですが、上から力任せに包丁を押さえつけたり、ノコギリのようにギコギコひいてはいけません。ちゃんと切り方にもコツがあるのです。
そして切り方にも深く関わってくるのが、②の包丁も大事です。
包丁の手入れができていないと、なかなかスパッと切るのは難しいですよね。これは押し寿司に限ったことではありません。それに、どんな包丁を使うか、包丁の種類に気を配るのもポイントです。
さらに③の作り方!これはご自分で押し寿司を作る場合に気をつけることですね。
作り方が下手くそだと、切った時に汚く崩れる可能性大!そうならないためにも、自作するのならその時点で工夫が必要になってききます。
では具体的にどうすればいいのか!それを詳しくご紹介していきますね!
押し寿司の切り方のコツは?
切り方のコツ
ではまずは押し寿司の上手な切り方からご説明しますね。
先ほども書いたとおり、包丁でグイグイ押さえつけたり、ノコギリのように押し引きしながら切るのはNGです。
これ、やっちゃっている人多いのではないでしょうか?
押し寿司をきれいに切るには、包丁の根元の部分から軽く入れて、そのまま軽く力を入れてスッと手前に引き切るのが正解!この時、なるべく1回の動作で切ってしまうのがいいです。
コツは最後まで一気にスーっと手前に引いて切る!何回も押したり引いたりすると、結局ノコギリのようになってしまって押し寿司が崩れてしまいます…。
どうしても難しい方は、上に乗っているネタを切る時だけ包丁を小刻みに動かして、酢飯の部分はスパッと切るようにすると上手くいきますよ。
キレイに切りたいなら包丁にもこだわりを
そしてその美しい切り方を実現するのに欠かせないのが、包丁そのもの!できれば刺身包丁がお勧めです。
切れ味もいいし、刃の幅が狭いので、その分飯粒がくっつきにくくなります。刺身包丁でなくても、よく研いで切れ味よくしておくのが大事です!
ちなみに私のようなおバカさんのために、念のため注意しておきますが、刺身包丁は洗ったらきっちり拭かないといけないんです。
私は拭かずに万能包丁もろとも自然乾燥させていたら見事に錆びましたので、皆様はそういうことが無きよう…。ま、たいていの方は大丈夫でしょうけどね!
そして、切る前に刃を濡れ布巾で拭いて湿らせておくと、押し寿司を切った時に飯粒がつきづらく、よりきれいに切ることができます。
毎回拭いてもいいですし、2~3回拭いたら拭いてもいいので、ご自分で調整してみてください。お酢で湿らせるのもいいみたいです。
自分で押し寿司をつくる場合
さらに、ご自分で押し寿司を作るという方は、作る時から工夫することで、切っても美しい状態を保つことができますよ!ポイントは、強めに押さえることです。
ふわっと押さえてしまうと、いざ切る時に崩れる可能性が高いので、ギュウギュウ押さえながら作るようにするといいです。
型に入れる時に、四隅までしっかり酢飯や具を詰めるように気をつけると、より見た目がよくなりますよ!
今度作る時にぜひ試してみてください。
ちょっと裏技?○○を使って押し寿司をキレイに切る!
また、こちらは太巻きの切り方となっていますが、押し寿司でも同じく応用できる方法ですので参考に動画を乗せておきますね。
まずはこちらの動画、ラップを使うだけで簡単に崩れる事なく、キレイに押し寿司をカットすることが出来ますよ♪
ここだけのお話ですが、このラップを巻く方法でハンバーガーも崩れずにキレイに切ることが出来ちゃうんですよー!
更にもう一つ、濡れたキッチンペーパーを包丁に貼ってから切る方法です。
こちらも動画は巻き寿司ですが、押し寿司を崩れずに切るのに向いてますので載せておきますね。
この2つの方法のどちらでもキレイに押し寿司をカット出来ますのでやりやすい方で試してみて下さいね。
押し寿司しは専用の型が無くても作れます!
押し寿司って専用の型がありますよね?英語だとプレス・ボックスというカッチョイイ名前になるみたいですが、そもそも日本語ではなんて言うんでしょう?
道具からこだわりたい!美しく作りた~い!という方は、そこまで高価な品でもないので、購入してみるのもいいかもしれません。
でも実は、牛乳パックやタッパーなど、ご家庭にあるものを型の代わりにすることも可能!
そこまでこだわらないわ~という方は、これらでお手軽に作るのもアリと思います。とにかくきちんと圧力をかけるようにすれば、けっこう本格的な押し寿司が作れちゃいますよ?
具材を選べば見た目の華やかな一品が作れますので、ホームパーティーを開く予定がある方はぜひ、押し寿司を手作りしてみては?
まとめ
押し寿司は力任せに切らないこと、包丁をよく研いでおくこと(刺身包丁がお勧め)、作る時にきちんと圧力をかけること、これらを守れば、切ってもきれいな押し寿司のままで保てるはずですよ。
その他にもラップやキッチンペーパーを使った切り方の裏技もありますのでぜひ試してみて下さいね。