子供の性格の書き方 短所や長所は紙一重?マイペースはどっち?

幼稚園の願書の項目に子供の性格という項目があったのですがこれを書くのにかなり苦労しました。

短所や長所といってもどうしても「やさしい」とか「マイペース」とか箇条書きになりがちになってしまったり。

マイペースは長所にも短所にもなるので書くのも難しいところ・・・

でもですね、子供の性格って実は結構重要でクラスを決める際に偏りがないようにしたり、親だどれくらい子供の事を気にかけているのかを判断するのににとっても重要なんです。

そこで今回は子供の性格を箇条書きにならないように書くためのコツをまとめていきたいと思います。

 

まずは子供の長所と短所を書きだしてみよう!

我が家の場合だとまず長所としてあげられるのが「やさしい」「マイペース」「元気」「好奇心旺盛」と一般的に書かれているのと同じような長所です。

他にも食べてしまいたいくらいかわいい♪とか寝顔を見るだけで癒されていつまでも見ていられるとかいろいろありますが、ここはただの親ばかになってしまうので願書に書くのは自粛(;´・ω・)

短所の方は、「マイペース」「集中力がない」「諦めが早い」です。

子供の性格を書く欄がとても狭い場合は箇条書きでしか書けないと思いますが、大抵子供の性格を書く欄は大きめに場場所をとられていると思います。

そういった志望動機の書き方で紹介したように書きだした内容に肉付けして文章にしていきます。

幼稚園の志望動機の書き方をまとめた記事はこちら↓

子供の性格 長所の書き方のコツ

先ほど書きだした「やさしい」「マイペース」「元気」「好奇心旺盛」をそのまま書いてしまうとそっけない感じになってしまいますし、やさしいと言っても一体どのように何にやさしいのかザックリしすぎているので分かりにくいですよね。

そこでなぜそう思ったのか?というところを考えながら広げていきます。

やさしい⇒泣いている人がいると寄り添ってあげている。

マイペース⇒イレギュラーな事がおきても慌てない。

元気⇒いつも笑顔で元気に挨拶が出来る。

好奇心旺盛⇒気になるものがあると積極的にやりたがる。

更にここから子供の体験談をもとに肉付けをして文章にして長所を書いていきます。

泣いている人がいると寄り添ってあげている⇒お友達が泣いている時にそっとハンカチを渡してあげたり頭をなでたりできる優しく思いやりがある子だと感じています。

イレギュラーな事がおきても慌てない⇒いつもと違うことが起きても取り乱したり慌てたりせず臨機応変に対応することが出来ると感じています。

いつも笑顔で元気に挨拶が出来る⇒お散歩中にすれ違う知らない人でも笑顔で元気に挨拶をすることができます。

気になるものがあると積極的にやりたがる⇒初めてのことでも自分から積極的に一生懸命取り組むことが出来ます。

私みたいにいきなり長所を書くと「やさしい」みたいに箇条書きになってしまう人は少しづつどういう時にやさしいと思ったのか、更にそこから一言二言足して文章にしていくと上手く書けると思います。

 
そして長所を書くときに注意したいのが自分の子供をほめ過ぎるのはあまりよくありません。

いいところをほめるのはいいことなのですが、うちの子とってもいい子でしょう?なたいなべた褒めのような書き方は避けたほうが無難です。

今回の例のやさしいの「優しく思いやりがあると感じています」の部分ですが、ここも思いやりがあります。と書きたかったところちょっときつい書き方かなと思い親の私はそう感じていますよ~くらいに書きました。

子供の性格 短所の書き方のコツ

短所の書き方ですが、そのまま悪く書きすぎるのはあまり良くありません。

短所なのですがなるべくオブラートに包んでマイナスではなくプラスの言葉に言い換えて書いていくのがコツです。

だって諦めが悪いというのも短所のように見えますが、一生懸命に取る組むことが出来るという長所にもなりうるんですから♪

さて、うちの子の場合の短所は「マイペース」「集中力がない」です。

よく言えばこだわりがなくあっさりした男の子ちっくな性格なんですけど、悪く言うと上記のとおりですね。

この短所を先ほどの長所の書き方と同じように少しづつ広げて文章にしていってみましょう。

マイペース⇒遅刻しそうでも全く慌てない

集中力がない⇒すぐに飽きて違う事を始めたかる

・・・これをのまま書いたらダメですからね^^;

コレをプラス思考に変換していきます。

遅刻しそうでも全く慌てない⇒取り乱さない
すぐに飽きて違う事を始めたがる⇒切り替えが早い

うわぁ!物は良いようでここまで短所が長所っぽく見えるようになりましたね(*‘ω‘ *)

更に短所を書くときのコツはフォローを入れる事。

ここが悪いと書くだけではなくて、こういった短所があるので家ではこうやって対応しているところですという家庭でやっているフォローも一緒に書くようにしましょう。

短所だけを書くと、悪いところが分かっているのにお母さんは何もしていないんだなって思われてしまうかもしれませんよ。

そう、願書では子供の性格だけじゃなくてお母さんの事も一緒に見られちゃってるって事ですね。

では短所とそれをプラスにした言葉をいれつつフォローを入れて文章にするとこうなります。

マイペース⇒遅刻しそうでも全く慌てない⇒取り乱さない
・自分のペースを乱さないマイペースな所がありますが集団生活のなかでみんなに合わせられるように少しづつ時間が守れるように練習中です。

集中力がない⇒すぐに飽きて違う事を始めたがる⇒切り替えが早い
・一つのことに集中しているのが苦手ですが、切り替えが早く色んな事に挑戦していますので集中できるものが見つかるまで温かく見守っています。

短所だけをつらつら書くより柔らかい印象でかつ、家庭での状況が見えるような気がしますよね。

それに家庭でどのように短所と向き合っているのかを幼稚園側が知っている方が子供達と上手く接することができるきっかけにもなります。

短所を書こうとすると悪いところばかり見てしまいがちになってしまいますが、悪いところだけ書いて終わりにはせずに家ではこうしているとか、こうなってほしい等も一緒に書けるといいですね。

マイペースは長所?それとも短所?

マイペースって長所としても使えるようようなでも短所としても使えるようなとっても難しい言葉ですよね。

現に我が家の娘ちゃんも例文で紹介したように良いマイペースと悪いマイペースがありました。

ただ、どちらも良い方を変えただけで家の場合は根本的なところは取り乱さない自分のわが道を行く系のマイペースなんですよね^^;

長所として書いたのが「イレギュラーな事がおきても慌てない」短所として書いたのが「遅刻しそうでも慌てない」

ね、どこまでもマイペースガールですwww

親の私としてはちょっとは慌てろよ!ってなる事もしばしばありますが、マイペースいい面もあれば悪い面もあり言い方を変えるだけでどっちにでもなりうる正に表裏一体ですね。

子供の長所も短所も見つからない場合は?

一緒に住んでいるとそれが当たり前になってしまっていてどこが長所で何処が短所なのかよくわからなくなってしまう事もあるかもしれません。

そんな時は一度おじいちゃんやおばあちゃんなどに孫のいいところや悪いところなどどこかなと相談してみてはどうでしょうか?

おじいちゃんやおばあちゃんは自分の子供よりも孫の事をよく見ているところがありますので、自分では気が付かなかった、当たり前だと思っていたところが長所だったりすることもありますよ。

最後に

幼稚園の願書で長所と短所を書くとき箇条書きでしか書けない人が上手く文章にする時のコツは
 

①まずは当てはまる長所や短所を箇条書きで書く
②どうしてそう思ったのかを書く
③短所の場合は言い方を変えて少しプラスの言葉に直す
④最後に肉付けをして文章にする
 

この順番でやっていくと文章を書くのが苦手な人でも長所や短所が書きやすくなると思います。

短所の場合は必ず短所だけで終わらせずにフォローを入れて書いてくださいね。