食べごたえもあって味も濃厚、大満足なホンビノス貝。
名前のかんじからすると美味しいのか、むしろ食べられるのか不安になりそうですが、実は北アメリカではポピュラーな食材で、千葉県の潮干狩り場でとる事が出来るとっても美味しい貝なんです♪
今回は、ホンビノス貝を買った(潮干狩り場で採った)けれど、量が多くてすぐに使わずにしばらく冷凍しておきたい場合のそのまま冷凍可能なのか?
また、冷凍保存する際にどうやって冷凍したらいいのかと、失敗なくおいしく解凍する方法も一緒に紹介します。
ホンビノス貝の保存と冷凍の仕方
ホンビノスの貝ごと冷凍保存する方法
ホンビノス貝の冷凍保存の仕方はとっても簡単です。
貝をきれいに洗ったらしっかり水気を拭いて、貝同士が重ならないように保存袋に入れて冷凍庫に入れるだけでOKです!
これなら忙しい時でも、短時間で作業を済ますことができますね。
ただし、もう少し手間をかければより美味しくいただくことができます。
その手間とは、砂抜き&塩抜きをしてから冷凍するという方法です。
もともとホンビノス貝は砂抜きが不要とも言われるくらいなのですが、じっくりと砂抜きをしてあげることでドロドロとした砂を吐きだすことがあります。
(市販のホンビノス貝を買った時は、すぐにそのまま調理してみてもジャリジャリしなかったので、スーパなどで買ったホンビノスは大丈夫かもしれません)
ホンビノス貝の砂抜きの仕方は、アサリと同じやり方で、3%程度の塩水に浸けて新聞紙などを被せておけば大丈夫ですが、アサリのように一晩置く必要はありません。1~3時間程度でもOKです!
その後空気にさらして塩抜きすればさらによしです。
そうそう、空気にさらす前に間違えて水道水で洗わないように気をつけて下さいね!水道水で貝をキレイにしてしまうと塩抜き出来なくなってしまいますので。
塩抜きは3時間程度です。
あとはきれいに洗って、先ほどと同じように冷凍庫へ入れて保存完了です。
ホンビノスの身だけ冷凍保存する方法
また、茹でてから冷凍する方法もあります。
この方法なら調理の際の手間がちょっと省けます。殻を使わない料理に使う予定なら、茹でてから冷凍したほうががいいかもしれませんね。
手順はこれまた簡単!気になる方は砂抜き&塩抜きをしてからきれいに洗い、貝が浸かるくらいの水を入れて加熱します。
開いたものから身を取り出しておき、殻は捨てます。加熱しすぎると硬くなるので、口が開いたら次々取り出すのがポイント!
あとは茹で汁と身を保存袋に入れて冷凍すればOK!クラムチャウダーもすぐできますね!
ホンビノス貝の保存期間は、冷凍保存しておけば1ヶ月ほど持ちますよ!
ここまでを分かりやすく簡単にまとめると
それぞれの方法箇条書きまとめ
・砂抜き&塩抜きをする
・よく洗って水気をとってからジップロックなどに入れて冷凍保存
・砂抜き&塩抜きをする
・貝がつかる程度の水を入れて茹でる
・身とゆで汁を別々の袋に入れて冷凍保存
ホンビノス貝の失敗しない解凍の仕方
解凍する際の注意点は簡単に出来るからと言って電子レンジで解凍などしないこと!
電子レンジは便利なのですが、加減が難しく加熱しすぎる事があります。
貝類は加熱しすぎると硬くなってしまい、まずくなってしまいますので、凍ったまま調理するのがお勧めです。
むき身で煮汁も一緒に保存しておけば、スープ系の物にすぐ使えて便利ですよ。
クラムチャウダーとか、おすましとか。おすましは殻付きでもいいですけどね。
特にクラムチャウダーにすると本当に美味しいですし、ボリュームも満点ですので皆さんもぜひお試ししていただきたいです♪
ホンビノスってどんな味?
ホンビノス貝の味は癖がなく、貝が苦手な人でも食べやすいと思います。
あさりを食べ慣れている人だと大きな身でビックリするかもしれませんが、濃厚かつお上品な味で、ハマグリに近い感じですかね。
個人的には殻ごと冷凍したものは酒蒸しが好き♪二枚貝料理の定番!おすましも捨てがたいですけどね~!貝のお出汁大好きなんですよ。体にもいいし。
なので、殻付きのまま冷凍するか、むき身にして冷凍するかは、どんなメニューに使うかによって変えるといいですね!
大きくて濃厚、しかもお手頃価格なホンビノス貝料理、ぜひ楽しんでください!
千葉県の潮干狩り場では沢山取れる事もあるので、来た際はぜひ探してみて下さい。
ちなみにホンビノス貝は「大アサリ」とか「白ハマグリ」なんて名前で売られていることも多いようです。
私の良く行くスーパーはそのままホンビノス貝という名前で販売していますが。
まとめ
ホンビノス貝を冷凍するなら、予定しているメニューによって、殻つきのままかむき身にするか選ぶのがよいです。
保存期間は約1ヶ月と長いですが、食べ忘れないように保存容器に日にちを書いておくと便利です。
解凍の際は加熱しすぎないこと!電子レンジで温めると硬くなってしまうリスクがあるので、凍ったまま調理してくださいね!